家を買うなら早い方が良い5つの理由
家を買うなら早い方が良い5つの理由
「家を買うのはまだまだ先」
「貯金が貯まってからじゃないとなあ」
「子供が大きくなってからかなあ」などなど
家を買うのは先だとお考えの方は意外と多いですね。
しかし結論から申し上げますと・・・
家を買うのは早ければ早い方が良いのです。
その理由を25歳で家を建てたワタクシこと店主が解説します。
もちろん、転勤が多かったり、ご実家の都合で家は必要ない方もいらっしゃるかと思いますので、そういう方はこの先は読まなくて結構です。
では先に進みますよ。
それでは・・・・・・・・・・・
理由その1
「住宅ローンは長い」
「は?何当たり前の事言ってるの?」とお思いの方が9割以上でしょう。そうなんです。住宅ローンは長いんです。
ところで家を買うのを先延ばしにする事はその長いローンの完済年齢をどんどん先送りしている事に気が付いていらっしゃいますか?
多くのお客様が35年返済を選択していらっしゃいますが、最近では最長50年という住宅ローンも有りまして、そのスタートは出来るだけ早い方が後々楽なのは言うまでもありません。
早く払い始めれば早く払い終わる。
この当たり前の事に気が付いていない方が意外と多いのかもしれません。
理由その2
「先送りすると返済額が高くなる」
銀行によって条件は異なりますが、当社が提携している東北労働金庫さんの例を挙げますと、住宅ローンの完済年齢は81歳です。
簡単に言えば、今の年齢に1を足して、81から引いた年数が最長の返済年数になります。(MAX40年)
例えば40年で借りようと思えば、年齢は満40歳以下でないといけないわけで、40歳を過ぎると毎年1年づつ返済年数が少なくなっていきます。
つまり、同じ金額を借りても返済額が高くなるという事です。と同時に同じ年収なら借入可能額が減っていきます。
理由その3
「場合によっては融資不可になる」
通常の住宅ローンは借り入れの際に団体信用生命保険に加入が義務付けられています。
これは万が一の際に生命保険で住宅ローンを完済し、残されたご家族にローンを残さず家だけ残すというものですが、これに加入できないとローンは借り入れ出来ません。
当たり前の話ですが、年齢が上がっていくにつれ、病気のリスクは大きくなります。
高血圧・糖尿病・その他諸々・・・・・手術をしたり、治療を継続的に受けたり、投薬を継続的に受けたりした場合は、告知義務がありますので、告知書に記入するわけですが、場合によっては団体信用生命保険に加入できずローンが借入できないという事もあります。
フラット35など、団体信用生命保険に加入義務が無いものもありますが、リスク対策という事を考えれば、団体信用生命保険に加入しておいた方がご家族が安心できるのは言うまでもありませんよね。
住宅ローンを借りるなら、健康な若いうちにが鉄則です。
理由その4
家が最も必要な時期は子育て期
すいません。
これは私の主観が入っておりますので、参考までにご覧ください。
私は既に子供たちが大きくなっておりますので、子育ては終了したのですが、結婚とほぼ同時に家を買いましたので子供たちはずっと今の家で育ちました。
当然転校などもしませんでしたし、友達は幼稚園からずっと一緒って子もいます。
アパートと違い、子供が家の中で走り回って遊ぶ足音なども気にする必要がありませんでしたので、親としてはとても気楽でした。
自分の家があるという事は、お子さんも何となく安心出来るのではないかと思います。
私が子供の頃、小学校の2年生頃までアパート住まいでしたので早く自分の部屋が欲しいなあ・・とか、持ち家の友だちがうらやましいなあとか、いつ親が家を建てるかわからないが、場所によっては転校しなきゃいけないんじゃないか?とか、どこかで不安を感じていました。
家族にはサイクルがあると言われます。
独身➡結婚➡子供誕生➡子育て期➡子供独立(夫婦2人になる)
上の期間の中で、最も家が必要なのはやはり子育て期ではないかと思います。家は子育て中に汚れたり傷がついたりするでしょうが、それと同時に思い出も刻まれていくと思うのです。
理由その5
他のローンがあると借り入れ条件は厳しくなる
これはあまり関係ないかもしれませんが、住宅ローンを借りるにあたり他の借り入れ状況も調査されます。多くの方が車のローンがあるケースが多いですが、立派な車をローンで買ってしまうと住宅ローンを組む際にそれがネックになる事が多いです。(車は最近特に高くなりました)
今は組み換えローンもありますが、それにしても高額な車のローンの残債があると支払額も大きくなりますので、家を購入する障害になるケースが多いです。
一番長期間にわたる住宅ローンを早い時期に組み、その返済額を考慮して身の丈に合った車などのローンを組むというのが、破綻しない家計の基本ではないかと思います。
住宅ローンがあるという理由で断られるローンは多くないですが、他のローンがあるという理由で断られる住宅ローンは多いです。
であれば、早目に住宅ローンを通しておいた方が何かと良いのは言うまでもありません。
以上、家を買うなら早い方が良い理由(店主主観)でした。