<<地域の繋がりについて考える>>岩手県花巻市の不動産会社・有限会社ホームライフサポート

2023年07月18日

いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。

今はデジタルの時代で、コロナ禍も経験し、人との直接的な繋がりがどんどん少なくなっているように思います。

「昔は良かった」等と言うつもりはありませんが、良い点もありました。

その一つが「地域の繋がり」です。

町内会というと「めんどくさい」というイメージがあるかと思いますが、実際経験すると年齢や仕事などとは関係ない繋がりは、もちろん大変な事もありますが、良い事も沢山あります。

例えば「祭り」

ちょうど今日以前弊社があった地域の神社のお祭り（花巻では宵宮と言います）ですが、私も引っ越ししたとは言え、スタッフで参加します。

もう20年も一緒にやってますから、抜けるに抜けられないというのもありますが、何より楽しいから参加するのです。

また、その地域では9月に開催される花巻最大の祭りで山車を制作して運行しますが、そっちも準備から参加しています。

もともと何の縁もゆかりもありませんでしたが、店を出したことで繋がりが生まれ、青年部長等も経験してきました。

毎年7月から9月までは宵宮や花巻まつりの山車製作や運行、片付けなどで濃密な時間を過ごします。

もちろん強制参加ではありませんので、来ない人は来ません。

しかし、特に山車の製作などでは毎晩仕事が終わってから顔を合わせるわけですし、何なら一緒にお酒も飲むわけで、その地域に何の縁もゆかりも無かったワタクシも一気に仲良くなり、地域に受け入れてもらいました。

要は、例えば町内会のようなアナログな関係も「めんどくさい」と思うか楽しむかで変わるという事です。

最近はデジタルというか何ならインターネットの世界だけでの付き合いというのもあるでしょう。

それは時代でしょうし、決して否定するものではありませんが、人間はどこかでリアルで温かいものを欲する生き物であると思うので、こういった昭和の遺物ともいえるようなものも悪くないですよと言いたかったのです。

「古い」とバッサリ切り捨てる事は簡単ですし、改善すべきところは時代に合わせて改善するべきだと思います。

例えば青年部の連絡網も以前は各自に電話連絡でしたが、それがメールに代わり、今はラインになっています。

以前は「無尽」という毎月の定例会がありましたが、欠席でも会費を払うというシステムだったので、コロナ禍もあり、「懇親会」と名前を変え、会費制にして欠席者は会費を払う義務は無くなりました。

しかし、実際に顔を合わせ、時には作業に汗を流し、笑いながら酒を飲むという根幹は変わっておらず、それで例えば祭りや宵宮も運営する事が出来ていると言えるのではないかと思います。（人が集まらず辞めるところもあるのでは？）

というわけで、今日は宵宮の設営から片付けまで頑張ってきます。では！！