電気料金プラン変わってます(最下部追記)
2023年04月18日
いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。
今回は東北電力の「電気料金プラン」が変わった点についてお話ししていきたいと思います。
特に弊社で取扱いが多い新築建売住宅を念頭に置いたお話しですので、既存住宅の場合は該当しない事もあるかと思います。
参考までにご覧いただき、詳細は東北電力HPあるいは問い合わせ窓口にご確認ください。
まずは2023年3月末日で廃止されたプランについてです。
主にオール電化住宅向けのプランで今までおススメしていたプランが多いですが、「よりそう+ナイト」を中心としたプランが廃止されました。
新しいプラン構成は以下の通りです。
上記の4つの中で、オール電化住宅向けのプランは右端の「よりそう+スマートタイム」です。
これがどのようなものかというと、下記の図のような感じになります。
ザックリ言えば、エコキュート等が稼働する夜間(平日夜10時から朝8時まで)と休日の電気料金が安くなるプランです。
このプランをうまく活用する方法としては、電気が安い時間帯に電化製品などを効率的に使うという事です。
もともと深夜電力で稼働するエコキュートはもちろんですが、炊飯器・洗濯機・乾燥機・IHクッキングヒーター・エアコン等々、完全にその時間帯以外は使わないという事は無理でしょうが、出来るだけ安い時間帯に使う事を心がけると電気代の節約につながります。
このプランでは休日は終日単価が安くなりますので、平日に関してのみ意識すればOKです。
では申し込みや契約容量はどのように決めれば良いのでしょうか?ここでは一般的な新築建売住宅のオール電化住宅(IHクッキングヒーター・エコキュート仕様・蓄熱暖房は無し)を例に話をしていきます。
大きく分けて「実量契約」と「主開閉器契約」がありますが、一般的には「主開閉器契約」がおススメです。
次は契約容量ですが、計算方法は以下の通りです。
これまでの経験上、オール電化住宅仕様の契約容量は70A~100Aがおススメです。上記の計算式に当てはめると
仮に70Aとすれば70A×200V×1/1000=14kvA
100Aとすれば100A×200V×1/1000=20kvA
つまり14kvA~20kvAがおススメの契約容量となります。
しかし、これまでのプランで使っていただいていて問題無かったのは「よりそう+ナイト(主開閉器契約)」の6kvA~10kvAでした。
従量電灯B契約での上限値である60Aで計算しても12kvAということになります。
12kvAはこれまでよりも大きい契約容量になりますので、計算式に当てはめた場合これでも良さそうですがどうなんでしょうね?
何なら50Aで計算した10kvAでも良さそうですが、契約の方法が違っていたかどうかは何とも言えませんが、オール電化住宅の場合、50Aでは間違いなくブレーカーが落ちましたし、60Aでも冬場の朝などにブレーカーが落ちてました。
現在はスマートメーターになっていますので、「スマートメーターの制限解除とプラン変更」という形で契約容量10kvAで行けないのかなあ・・・と思いますが、ちょっと東北電力の営業所に行って相談しようと思います。
基本料金も10kvAまでは以前と同じような料金体系ですので、何か行けそうな気がするのは気のせいでしょうか?
いずれ新しく変わったばかりですので、確認してみようと思います。では!!
2023/4/21 追記(結論)
東北電力に確認したところ、弊社取扱い建売住宅のオール電化住宅の場合(IHクッキングヒーター・エコキュート)下記のようなプランと申し込みになります。
1 プランは「よりそう+スマートタイム」
2 契約容量は10kvA
3 申し込む際には「スマートメーターの制限解除とプラン変更」と申し伝える
上記のようなプラン等にする事により、ブレーカーが落ちる事は無いかと思います。