家を買う時の考え方
2022年12月04日
いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。
うちで取り扱う新築物件が当面少ない状況が続き、問い合わせなども全体的に少ない状況が続いておりましたが、ありがたい事に問い合わせも増え、申し込みなどをポツポツといただいております。
さて、よく「賃貸がいいのか持ち家がいいのか」という論争が繰り広げられるわけですが、私なりの考えを一言で言いますと「正解は無い」という事だと思います。
しかし、物件価格が手ごろな地方で、しかも転勤などもあまりないのであれば、持ち家は全然ありだと思います。
最近資材価格の高騰などで、東京などの都市圏ではマンション価格の高騰、それに伴って中古価格も上がっているそうですね。
５０００万から１億といった物件がボリュームゾーンだと思いますが、借入総額などを考えますと、都市部では一考が必要な面もあるかもしれませんが、弊社が扱っている物件は概ね２０００万～２５００万あたりが多いです。
そもそもマンション自体が少ないエリアですので、賃貸であればアパートか貸家、購入となると戸建という選択肢になると思います。
大体購入を考える方のライフサイクル上の流れをお伝えすると・・・・
① 独身時代はアパートもしくは実家
② 結婚してアパートに２人で住み始める
③ 子供が生まれて手狭、あるいは騒音問題が気になりだす（下の階の人から苦情がきたり、来なくても気になる）
④ 戸建貸家を探し出す（ここで戸建貸家に引っ越す人もいますが家賃は跳ね上がります）
⑤ 家賃を考えると買った方が良いのかも・・と思って検討を始める
上記以外にも様々なケースがありますが、大枠で言うとアパートなどではいろいろ不都合な事が出始め、その解決の為に次の住まい探しを始めるという感じでしょうか。
例えばアパートからの引っ越しを考えた際に解決したい事としては
① 音の問題
② 広さの問題
③ 部屋数の問題
④ 駐車場の問題
などが大きいところでしょうが、その解決策として考えられるのが
① 戸建貸家に引っ越す
② 家を買う
という感じでしょうが、今現在花巻市内で戸建貸家はほとんど空きがありません。ちなみに2022/12/4現在ゼロ件です。
そうなると、選択肢としては
① 今の所で我慢する
② 思い切って家を買う
という事になると思いますが、戸建貸家の空きが出たとしても花巻市内の相場としては比較的築浅（築２０年以内）の２LDKで家賃は６万５千円前後です。
ちなみに一番住居費を下げる前提で４０年ローン・一般的な変動金利0.85％で計算すると、６万５千円の支払いは２６４０万円のローンの毎月返済に相当します。
当然家を買うと賃貸では必要ない固定資産税などの負担も出ますが、この辺で建っている新築建売物件の固定資産税年額は高くなっても年間７～８万円くらいです。
仮に今ある物件の例で計算すると・・・・
② 諸費用 約１９０万円
③ 合計 ２１７０万円
借入額２１７０万円・元利均等返済・変動金利0.85％・返済期間４０年で計算すると毎月の支払いは・・
５３，３４４円です。
いかがでしょうか？２LDKの貸家で６５，０００円支払うのと４LDKの新築でこの金額を毎月の住居費として支払うのとどっちが良いですか？
①地方は物件が手頃
②借入額が多くならない
③音の問題やペットを飼いたいという問題も一発解決
④そもそも戸建貸家やペット可物件がほぼ無い
などなどワタクシが皆様におススメする理由はここにあります。
