東和町毒沢古民家【空き家バンク登録物件】
2022年11月08日
いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。
本日、花巻市空き家バンク登録物件をアップ致しました。
物件詳細ページ掲載の写真で上手く伝わるか不安ですが、一言で言うと「The古民家」です。
登記からは建築年月日不詳なのではっきりした事はわかりませんが、固定資産税台帳を見ると、元々の母屋は「明治20年」に建築されております。
明治20年って言ったら、その20年前までは「江戸時代」ですよ、江戸時代。
おそらく当初はかやぶき屋根だったでしょう。売主さんも昔はそうだったとおっしゃっていました。
そして改築を重ねて現代に至るといったところなのでしょうね。敷地内には外壁こそ直されてサイディング張りになっていますが、土蔵や木小屋がありますので、まさにビンテージも良いところですね。
というわけで、既に改装の際に覆われてしまった梁などもありますが、柱やそのまま残された梁などは、なかなかお目にかかれない立派なものです。
柱は真っ黒になっていますが、これは昔は囲炉裏などを使っていて黒くなったものと推察されます。決して塗装して黒い訳でないなと見て取れます。
物件に掲載している土地面積は、農地を除いた面積なのですが、他に隣接する畑や田もありますので、どうしても欲しいという方はご相談ください。農業委員会という高いハードルがあるので、確実にというわけではありませんが、実際に農業をやりたいという事でしたらトライする価値はあるかもしれません。
価格も150万円と今の時代軽自動車の新車でも200万以上するので、田舎とは言え、この広さの土地とレアもののビンテージ古民家を買える値段としてはお安いのではないかと思います。
ちなみに良い事ばかり言ってもあれですので、ここはダメっていうポイントもお伝えします。
① 和室の一部屋が床抜けてます
② トイレは汲取りです
③ 給湯システムはありません
④ 2階があるように見えますが、階段撤去したと思われ行けません
⑤ 年代物の建物だけに基礎などは現代の物ではありません(多分石です)
⑥ 断熱も無いと思います
ということで、古民家なら当たり前ですが、念の為お伝えしておきます。