住宅購入成功法vol1

2021年01月01日

【住宅購入成功について店主独自の考えをお伝えします。長いので分割して掲載します】#01

 

「新築の家を土地付きでプレゼントします。もちろん無料です」

 

もしこんな事を言われたらあなたはどう思いますか?

「え?いいの?」「でもなんで?」と思う方がほとんどだと思いますが、「いらないよ、そんなの」という方はどちらかと言えば少数派ではないかと思います。

かくいう私も、築25年の家を持っていますが、新築の家をもらえるなら、ためらう事無くいただきますし、「新築分譲住宅無料プレゼントキャンペーン」等を仮にやったとしたら、応募が殺到する事でしょう。

 

つまり、「家が欲しい」と思っている方は顕在的にも潜在的にも数多く存在し、とりわけ現在賃貸住まいの方であれば尚更その割合は多いと思われます。

しかし、実際に購入するには多額の資金も必要ですから、コンビニで何かを買うように簡単に決断は出来ませんし、親に反対されるかもしれませんし、住宅ローンを長期間に渡って支払っていけるのかという不安もあり、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、考えてみれば今もしあなたがアパートや貸家などにお住まいであれば、毎月「家賃」という住居費は間違いなく支払っているわけで、これが大きく変わらなければ、さほど不安に感じる必要もないわけです。ましてや岩手県内で購入するとなれば、4000万も5000万もする建売はありませんから、家賃並みと言っても、月々6万円台、物件によっては5万円台で購入することも可能です。

もしあなたが大都市圏にお住まいであれば話は別ですが、この本は岩手県内にお住まいの方向けに書いておりますので、住宅を購入するのは実は思ったほどハードルが高いわけではありません。

 

ましてや、私の会社で仲介している飯田グループホールディングスさんの物件は、価格が手頃ですので、今の家賃を考えれば、むしろ早く買って引っ越した方が毎月の負担が軽くなる場合が多いのです。(物件価格にもよりますが・・)

 

これは岩手県のように都市圏と比べ物件価格が圧倒的に安い、地方ならではのお話なのですが、「賃貸が得か?持ち家が得か?」というような議論が一般的によくあり、賃貸が得だという意見もありますが、それは物件価格が高い大都市圏を含む話で、岩手県の場合は都市圏と比較すると物件価格が圧倒的に安いですし、賃貸の家賃は意外と高いので「持ち家の方が得」(ただし物件価格次第)という事が間違いなく言えると思います。

それをこれから立証していきましょう。

仮にあなたが現在7万円の家賃の戸建て貸家に住んでいると仮定しましょう。

これを住宅ローンに換算すると、10年固定金利で2020年12月現在の金利で計算すると、35年返済で2430万円の返済額と同じ支払いという事になります。(金利は1.1%で計算しています)

 

岩手県内で物件を探してみると、これより安い家は探せばたくさんあります。

具体的な事は後述しますが、物件価格の他にも目に見えない諸費用が約200万円程度必要ですので、物件価格としては家賃7万円と同じ、自己資金はゼロと仮定すると2230万円までの物件を買えば今の支払いと同じという事になります。もちろん、金利の設定や返済年数を最長の40年にする、あるいは自己資金を入れるなどすれば、さらに購入可能予算を上げる事は可能ですが、ここでは現実的な数字で検証することにします。

 

今は月々7万円の計算でしたが、返済額を月1万円プラスすると、諸費用まで含みの自己資金ゼロでも、岩手県内で販売されている物件で、買えない価格の物件は無いと言っても過言ではありません。

 

ざっとした借入額と返済額の早見表は次のページに記載します。

 

#2に続く

 

返済額早見表